在福岡中國総領(lǐng)事館はこのほど、「二十四節(jié)気から紐解く中日の暮らしと文化」をテーマにした交流イベントを開催。日本の政界や文化界、友好団體のゲスト約130人が參加した。中國の古代の労働者の知恵の結(jié)晶である「二十四節(jié)気」を架け橋として、中日両國の國民の相互理解と文化交流を促進(jìn)するのが狙いだ。人民網(wǎng)が伝えた。

青磁器を打楽器として使用する「青瓷甌楽」の演奏（撮影?許可）。

イベント會(huì)場の様子（撮影?許可）。

在福岡中國総領(lǐng)事館の楊慶東総領(lǐng)事は挨拶の中で、「中日両國は一衣帯水の隣國で、文化は似通っており、友好交流の歴史は長い。中日はどちらも農(nóng)耕文明に屬し、二十四節(jié)気の両國における発展と実踐は、両國は文化の面では和して同ぜず、交流の面では相互參考するという生き生きとした実例となっている。九州地區(qū)は昔から日本と中國の交流の門戸となってきた。雙方はさらに高いレベルに向かって、文化交流を深化させ、相互理解と相互信頼を促進(jìn)しなければならない。両國が手を攜えて、文明の交流と相互參考を深化させ、文化交流の物語を伝え、新時(shí)代のニーズにマッチした建設(shè)的で、安定した中日関係を築くことに盡力することを願(yuàn)っている」と語った。

挨拶する楊慶東在福岡中國総領(lǐng)事（撮影?許可）。

日本の國會(huì)議員である新垣邦男氏や福岡県日中友好議員連盟の長裕海會(huì)長、九州國立博物館の富田淳館長も挨拶し、イベントを高く評(píng)価したほか、今後さらに多くの文化交流の機(jī)會(huì)があることを願(yuàn)うとした。また日本の鳩山由紀(jì)夫元首相はビデオメッセージを寄せ、中日友好を願(yuàn)う思いを語った。

記念寫真を撮影するゲストたち（撮影?許可）。

今回の交流イベントは様々なスタイルを用い、多彩なプログラムが組まれており、伝統(tǒng)と現(xiàn)代、中國と日本の文化の要素をうまく組み合わせていた。日本で活躍する京劇演出家?呉汝?。ēΙ`?ルーチン）氏の伝統(tǒng)的な弦楽器?京胡による楽曲「祖國戀」の獨(dú)奏で、イベントが開幕すると、會(huì)場は拍手に包まれた。また、東洋の美しさ溢れる舞踴「元夕立春」や沖縄のムードを漂わせる三味線の演奏なども披露され、イベントを盛り上げた。

京胡の獨(dú)奏（撮影?許可）。

二十四節(jié)気や中國無形文化遺産関連の作品を見るゲスト（撮影?許可）。

さらに文化をシェアするプログラムも人々の興味を引いた。中國気象局?二十四節(jié)気重點(diǎn)開放実験室の宋英傑室長は動(dòng)畫を通して、二十四節(jié)気の科學(xué)的、文化的奧深さを解説し、ゲストたちは古代の人々の知恵に対する理解を深めた。日本の筑紫女學(xué)園大學(xué)の崔淑芬教授や九州大學(xué)の宮田潤子教授は、さまざまな角度から、節(jié)気文化の現(xiàn)代社會(huì)における重要な意義や実際の応用例を、深く掘り下げつつも、分かりやすく紹介。その他にも、浙江省の大小さまざまの青磁器を打楽器として演奏する「青瓷甌楽」により、楽曲「汲露」や「山歌」が披露されたほか、「匠の心」溢れる中國式獻(xiàn)茶の儀式が披露され、ゲストたちは中國の伝統(tǒng)文化が醸し出す優(yōu)雅な雰囲気を存分に楽しんだ。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2025年8月13日